この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

はじめまして。突発性難聴は突然に。

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はじめまして

はじめまして、カナエと申します。30代後半、主婦です。 

2018年10月、突然右耳が聞こえなくなり「突発性難聴」と診断され、2週間入院しました。 

右半分の音が聞こえない、鳴り続ける耳鳴り、高いところに上ったような激しい圧迫感・耳閉感、そして酷いふらつき。まるで、自分の右半分が違う世界になったみたいでした。 

そんな入院中、この右耳がこれからどうなるのか、突発性難聴に関する情報をスマホで必死に調べていました。

それで分かったことは、どうやら、わたしの症状は突発性難聴のなかでも重度で、完治は難しいらしい、ということ。それは、入院中もいっこうに良くならない右耳からも感じました。

もしかしたら、わたしの右耳はこのままなのか??

でも同時に、だったらどう暮らしていけばいいのだろう?と思い、治療法よりも、突発性難聴が完治しないままの人がどうやって生活しているかを調べるようになりました。

自分でも驚くくらいの切り替えだとも思います。そうできたのは、左耳は聞こえるし、何と言っても生きているし、と思えたからです。 

2週間という入院生活は、いろいろ考え、完治しないということを受け入れるのに、十分な時間だったのかもしれません。 

もちろん病院のベッドで何度も泣いたし、不安で眠れなくなる夜もありました。

でも「この耳で生きていく」と思うことが、わたしにとっては一番気持ちが軽くなる方法だったのです。

 

入院中、突発性難聴のことが書かれたブログなどに励まされました。

突発性難聴の症状や入院生活、そして退院後の生活など、できるだけリアルな情報を発信したいと思っています。 

わたしのように、病院のベッドで不安な夜を過ごしている人に届くといいです!