この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

入院生活13日目・退院

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入院13日目、退院の日の記録です。

退院日は快晴!
記念に窓の外をパチリ。

 

 

入院13日目・退院日

さよなら入院生活!

 

退院の日。

わたしが入院している間、ほとんど雨ばかりだった。台風もきたし。

でも今朝は晴れ!

窓から外を見下ろすと、頭がふらついて酔いそうな感じがしてたけれど、それも良くなってきた。
というわけで、退院の記念に窓の外をパチリ。
さよなら、入院生活!

 

 

この病室近くの窓辺で、同じ病室の患者さんたちがよく外を見ていた。

無機質な空間での入院生活、外の景色が恋しくなるんだろうなぁ。

 

 

朝一番に薬剤師さんが来てくれて、退院後の薬をもらう。

・(入院中も飲んでいた)メチバコール錠 8日分

アデホスコーワ顆粒 8日分

プレドニゾロン錠 3日分



昼前に、母に迎えに来てもう。
この状態で、荷物を持って一人で帰るのは心配だったので。

 

母に先に荷物を持って玄関で待っててもらい、退院の手続きと支払い。

終わらせて母を探すと、「えー、もう終わったの?」と言いながら、手には買ったばかりのコーヒー。

時間がかかると思っていたのだそう。
というわけで外来のベンチに座り、コーヒータイム。

外来は人が多くて、その雑音が今のわたしの耳には激しく聞こえる。
人が多いところだと、周波数のあっていないラジオのような耳鳴りと、自分の周りの右半分が押し返してくるような重さと圧迫感が、酷くなる。

ちっとも良くなってないし、ずっとこうなのかなと思う。
急いでコーヒーをすする母の隣で、不安までもが右耳を圧迫するようだった。 

 

病院から家までタクシーに乗っている間、車の揺れに合わせて頭がふらつき、ちょっと車酔いしそうな感じになった。

退院して早々、これからの生活への不安が募る。

 

ただいま我が家!

 

久しぶりの我が家!!


感動はさておき、やっぱり右耳の圧迫感は家の中でもすごい。
病室ほど静かではないから、大丈夫かな?と思う。

家に帰ってこれたという嬉しさと、相変わらずの症状が入り交じり、複雑な気持ち。

 

 

でも、久々の我が家が嬉しすぎて、ジッとしていられない。

 

入院する前にこの家にいた時は、怖いほどのめまいと嘔吐の一夜だったけれど、そこから復活して帰還できた!

それだけで今は十分だ。