この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

退院後の生活・4日目「困っていること」

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退院後の生活・4日目

入院中はちょっと歩くくらいしか動いていなかったからか、あまりにも筋力が落ちている。
階段を上がるにも足が重く、笑える。下りは手すりがないと、怖くて下りることができない。

というわけでリハビリも兼ねて、昼間は近所を散歩している。 

ネットで偶然、「突発性難聴には歩くのが効果的」というのを見たというのもあって。血行不良が突発性難聴の原因になることもあるから、いいのかもしれない。

 

でも歩くたびに頭が揺れるようにふらつく。目が回りそうだから、ゆっくりと歩く。
歩道が少し斜めになっていると、よろけそうになる。老人か!

一生こんな感じなのかなぁーー。

 

今日は目標だった近所のコンビニと、100円ショップに歩いて行くことができた。

以前は自転車でササッと行っていた所も、今は達成感でいっぱい。変な感じだ。


困っていること

  • お湯が沸いているのが聞こえない
    家のキッチンのガスコンロは右側にあるから、お湯を沸いていても聞こえず、気が付かないことがある。
    空焚きになると怖いから、火をつけている時は、沸きそうな時間にタイマーをかけておく。キッチンから離れていても安心。

  • 高い場所のものを取ろうと上を見上げるとふらつく
    さらに、高いところの物を取ろうとジャンプしたら、グワンッと頭が揺れて気持ち悪くなった。
    台に乗って取ろうとしても、今までみたいに上手くバランスが取れず。もし落ちて骨折したら、また入院だーー!と思って、慎重にする。

  • 音がどこから聞こえてくるか分からない
    右側からの音も左耳から入ってくるので、つい左から聞こえてくるものだと思ってしまう。
    慣れるまでは困ることもありそう。

 

というわけで、突発性難聴になっての生活で、色々なことが見えてきた。不便なこともあるけど、家事はほとんど今まで通りできている。

そして思うのは、慣れればこの耳でも何とかなるかも、ということだ。