この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

退院後の生活・7日目「退院後、初めての診察に行く」

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退院後の生活・7日目

退院してから1週間後、入院していた病院へ診察を受けに行く。

大きな病院だから待ち時間が長いかもと思って、朝一番に受付へ。でも予約してあったから、そんなに焦らなくてもよかったみたい。
なんせ、あまり病院にかかったことがなかったので、勝手がよく分からない。

 

診察の前に、聴力検査に呼ばれる。
大嫌いな検査だから、ちょっとやさぐれた気持ちで受けたのに、なんと!入院中の検査の時より、右耳でも聞こえるーー!といっても、部分的にだけど。

検査技師さん(というのかな?)も、「前より聞こえるようになっていますね」と言ってくれる。
この1週間で、いったい何が起きた??

 
そしてその後の主治医の先生の診察でも、検査結果を見た先生が「良くなってるね。これは楽しみになってきた」だって!
やったーー!変ななぐさめとか言わなさそうな先生だから、これは本当だ。

でも、良くなっているという自覚症状はあんまりないんだよなぁ。 

「じゃあ、薬変えましょうか」と、先生がパソコンに色々と入力し始めた。
診察が終わりそうだったから、「MRIの検査は受けられますか?」と、今日絶対聞きたかったことを聞く。

「退院してから検査しようかって言ってたね。予約入れておきますね」と思い出してくれた。ホッとした。

 

次回は2週間後。薬は今までの薬に、新しい2種類が増えた。

イソバイドシロップは、先生も薬局の人も「苦くて飲みにくいから、ジュースに混ぜて飲んでもいいよ」と言わせた曲者だ。

恐る恐る飲んだら、柑橘系の苦みが強いものすごく甘いシロップっていう感じ。わたしは全然平気だった。慣れるとむしろデザート感覚!

 

入院中に、先生が「聴力が回復するのはだいたい発症から1か月くらい」と言っていた。ということは、あと10日ほどは回復する可能性があるみたい。

ネットでは、2・3か月は変化するということも書いてあってけれど、どちらにしても「希望」が見えてきた!

入院中はあんまりピンとこなかった「希望」という言葉だけど、やっぱり希望があるということは、何よりの力になる。