この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

退院後の生活・42日目「突発性難聴が完治しないままで、仕事はどうする?」

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退院後の生活・42日目

 

突発性難聴が完治しないままで、仕事をどうしよう?
というのが、今一番考えている事。


発症したその日まで、飲食店での接客の仕事をしていた。

退院してもとても働ける状態ではなく、いつ復帰できるかも分からなかったから、辞めることにした。パートとはいえ、突然辞めるのはとても心苦しかったけど、復帰しなきゃというプレッシャーを抱えつつ療養するのは、辛すぎると思ったのだ。 

突発性難聴になる年齢は、近頃では低年齢化しているそうだけど、やっぱり働き盛りの年代に多いそう。家のローンや教育費なんかも背負っている人は、完治しなかったとしても、辞めるわけにはいかない。

症状の重さにもよるけれど、この病気と付き合いながらの仕事は、やっぱり大変だと思う。

ちょっと前に突発性難聴になったKinkiKidsの堂本剛くんも、重症っぽいようだったけど、仕事の都合で1週間で退院したと聞いた。

同じく重症で2週間入院していたわたしとしては、信じられないという感じ。発症してしばらくは家以外の環境に身を置くだけで大変だろうに、仕事って!しかもアイドル業って!
売れっ子芸能人って、背負っているのもがすごいんだなぁ・・・。 

ちなみに堂本剛くんとは、偶然にも同い年。ストレスのたまるお年頃なのかなと、アイドルとおばちゃんを一緒にしてしまいました。 

 

パートで働くことが前提のわたしのような主婦は、夫という大黒柱があり、その辺は恵まれている。でもだからといって、ずっと家にいるわけにもいかないし、右耳が聞こえなくてもできる仕事は何だろう。

例えば、掃除、スーパーの品出し、とか??ダメならダメの道があるか? 

 

ところで、突発性難聴になって何が驚いたって、軽症も含めて突発性難聴になったことがあるという人が、周りにけっこう居るということだ。

同じマンション内に、子供のころに突然片方の耳が聞こえなくなり、今もほぼ聞こえない。今から思えば突発性難聴だったのかも、という人もいてビックリ。普通にしていると全然気が付かない病気なんだと、再確認した。
突発性難聴は、全国の患者数が年間35,000人だそう。365日で割ると、1日に9.5人発症ということ?

同じ病気の人としたいこと、それは・・・「突発性難聴あるある」を分かちあうこと! 

A:「たとえ聞こえていても、都合の悪いことは聞こえないふりをする」
B:「あるある~!!」

A:「イヤホンが片方しか必要なくなり、もう片方は垂らしておくべきか、一応耳に装着するべきか迷う」
B:「あるある~!」

A:「聞こえるようになったといっても、ガサガサした雑音みたいに聞こえるから、正直びみょー」
B:「あるある~・・・?」

A:「元気そうだね!と言われて、元気だったら2週間も入院するかコノヤローー!という声を飲み込み、ちょっとグッタリしてみせる」
B:「ない、かも・・・」

A:「グッタリしてみせつつ、こういうことする私って、もしかしてそんなに大したことないのかも??と不安になる」
B:「っない!」

 

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