この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

突発性難聴の医療費、助成を受けられる自治体もあります!

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こんにちは。カナエです。 

突発性難聴について、インターネットなどでいろいろ調べました。

そこで、どうやら自治体によっては、突発性難聴の治療にかかった医療費に対して、助成金がでる場合もある、という情報が。 

わたしは、名古屋市在住です。さっそく「突発性難聴 名古屋市」で検索したところ、ありました!

突発性難聴の医療費への助成、名古屋市の場合

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名古屋市は、「名古屋市特定疾患医療給付事業」という名前で、突発性難聴の医療費に助成金がおりる制度があります。

これを知ったのは、発症後2か月経った頃。病院で教えてもらったわけではありません。たまたま、ネットで情報を目にしたという、ただの偶然です。 

治療費はかっこうかかるので、本当にありがたい制度です。
発見できてよかった! 

申請の仕方

 医療給付への申請は、かかっている病院を通して行います。

わたしは診察で病院を訪れた日、「文書受付」という窓口に相談、申請書を受け取りました。

自宅で申請書に必要事項を記入、病院へ郵送。病院の方から、名古屋市へ申請書を提出してもらいました。

ただし、助成が下りるのは、市が委託している病院・薬局での医療費のみです。わたしが通っていたのは、偶然にも委託を受けている病院でした。

委託外の病院だと、申請することはできないようです。突然なる病気だし、病院は選べないこともあるのに、とも思いますが。  

申請にかかる費用

ちなみに、申請の文書料として3,240円、診察に訪れたときの会計で支払いました。

けっこう、高いんですね・・・。 

認定基準があります

 もちろん、突発性難聴を発症した誰もが助成を受けられるわけではなく、審査があります。

市が定める、認定基準を満たさなくてはいけないようです。 

通知書が届きました

どれくらいかかるのかな?まだかな?

と思っていた、提出から1か月半が過ぎた頃、自宅に市役所から通知書が送られてきました。

結果は「承認」。助成を受けられることになりました! 

助成の対象

名古屋市の場合ですが、

  • 入院費用
  • 外来診察代
  • 院外処方による薬局での薬代

が助成の対象となるようです。
どれくらいの金額が助成されるかは、患者によって変わるようです。 

わたしの場合ですが、医療費の大部分が助成してもらえるようです。
病院に問い合わせたところ、次回の診察時に、すでに支払った料金は返還しますとのことでした。

 

住んでいる自治体でも助成制度がないか、調べよう!

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まずは検索!

わたしの場合ですが、発症から3か月以上経った今も、治療中です。診察の回数は減りましたが、薬は毎日3回飲んでいます。

突発性難聴の治療は、長期にわたることもあるので、医療費の助成は本当にありがたいのです。

完治しなかったとしても、金銭的な不安が少しでも軽くなれば嬉しいですよね。
だからこそ、知らなかったじゃ、もったいない!

さあ、まずはインターネットで、

突発性難聴 助成 〇〇(自治体の名前)」

で検索してみてください! 

助成制度を是非利用しよう

この記事に書いたことは、私が住んでいる名古屋市の場合です。

自治体によって、申請の仕方やいろんなことが違うかもしれません。調べたり、病院や自治体のほうに確認してみてくださいね。

 

今回、痛感したことですが、素晴らしい制度があっても、自分で情報を探さないと利用することも出来ないようです。
もしかしたら、自治体や、病院によっては教えてくれるところもあるのかな?

病院も忙しいし、数ある「特定疾患」や助成制度をすべて把握して、それを患者に伝えるなんて、大変なことなのかなとも思います。

わたしは申請を申し出るのに、ちょっと勇気がいりました・・・。病院に面倒くさいことを頼むようで。(こういうのが突発性難聴になる所以??) 

ですが、患者が助かってナンボの制度です。
積極的に、遠慮することなく、病院に聞いたり相談しましょう!