この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

退院後の生活・95日目「右耳が聞こえないことを突き付けられた!」

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退院後の生活・95日目

 

いつまで、退院後の生活というんだろう??95日目って。
入院していたのももう3か月以上も前だし、退院後という感じでもないし。

右耳が聞こえない、耳鳴り、耳閉感、どれも無くなってはないけれど、普段その症状をあまり自覚することなく過ごしている。

毎食後に薬を飲んでいるのが、唯一、病人らしいことかな?

 

そんな毎日なのだけど、

ああ、わたしってやっぱり右耳聞こえないんだ・・・

という事実を突き付けられることがあった。

やっぱり、普段の生活で困ることがないと、なかなか病人という自覚はないのだけど、すごーく困ったことは、突然起きた。

 

町内会の集まりで、集会室へ集まった時のこと。

部屋の大きなエアコンがフル回転で回っていて、その音がわたしの耳にはすごくうるさく聞こえた。

しかも、なにも考えずに、仲のいい知り合いがわたしの右側にくるように着席してしまい、しかも彼女はマスク着用
ほとんど、何を言っているのか聞き取れず、何度も聞き返してしまった。

そして、その場を仕切る会長さんも、わたしの右側前方に座っていた。ただでさえ小さい会長さんの声は、全くと言っていいくらい聞き取れなかった。

一度、「当てはまる人は手を挙げてください」みたいな感じになったようで、周りの何人かが手を挙げたのだけど、聞こえていないわたしは、びっくり。

え、なんでみんな手挙げてるんだ??

幸い、わたしはその件に該当せず(というのも、後から聞こえてきた話をつなぎ合わせて達した結論)、迷惑はかけなかったからよかったけど。 

 

というわけで、久々に冷や汗がでそうだった。町内会のことだし、周りはみんな顔見知りだし、大丈夫なんだけど。


でも、エアコン聞こえない右耳の方からの声マスク、そんなことが重なるとまったく聞こえなくなるみたい。

分かっていることとはいえ、ちょっとショックだった。 

 

まだまだ、退院後の生活、ということなのかな。