突発性難聴が完治しないまま、仕事をすることについて考えてみる
こんにちは。カナエです。
突発性難聴を発症し、それまでしていたパートの仕事を辞めました。
専業主婦になったら暇かもと思っていましたが、家事、その他もろもろ、毎日あっという間に過ぎていきます。
よく仕事もしていてたなぁと、我ながら感心している日々です。
ところで先日、元職場のメンバーと、久しぶりにランチに行ってきました。
見た目は以前とは全く変わっておらず、フツーに元気なので、「元気そうじゃん!働けそうだね」とか言われたら面倒くさいなぁと思っていました。
その時に感じたこと、そして突発性難聴が完治しないまま、仕事をすることについて考えてみました。
片耳が聞こえないのは悲しいこと?
元同僚たちと会って感じたこと。
具合を聞かれて、「右耳はほとんど聞こえず、多分このまま完治することはないみたい」と言うと、「そっか・・・」という悲しそうな反応。
そう。
突然に何の前兆もなく片耳が難聴になるというのは他の人からしたら「悲しいこと」なんです。
でも本人としては、難聴で不便なことはあれど悲しいと思ったことはありません。
難聴そのものよりも、酷かった症状が続いていればとても嫌だし悲しい。でもその症状はほぼなくなったから、まぁまぁハッピーです。
でもそれを、上手く伝えることは難しいですね。
完治しないままで仕事はできるか?
このブログの記事で、少しだけ仕事のことに触れたものを読んでくださっている方が多く、仕事を続けていけるのか?というのが、大きな心配なのだと思います。
わたしはパートだったし、仕事を辞めてもどうにか生活できています。
でも、そんな簡単に仕事を辞められないことの方が多いですよね。
仕事を続けることができるか?ということに関しては、わたしに正解は分かりません。
ただ、現在のわたしの症状(右耳の難聴と耳鳴りと時々耳閉感)で働くのは、可能だと思います。
突発性難聴を発症してから働いたことがないので、無責任かもしれませんが、両耳の聴力を必要としない仕事であればできるのでは?と思います。
実際に突発性難聴の後遺症が残っていも、職場復帰された方の方が多いのではないでしょうか??
こちらもどうぞ。
追記:発症から約1年、短期間の仕事をしました。
追・追記:発症から1年半、新しく仕事を始めました。
仕事に支障をきたすと思われること
あくまでわたしの経験ですが、突発性難聴の症状で考えられる、仕事で支障をきたすかもしれない点を挙げてみました。
- 周りが騒がしい場所で、音や声を聞き取ることが難しい
- 相手がマスクをしていると、聞き取りにくい
- 音がどちらからしているか、分からない時がある
- 大きな音などが耳に響いて不快
- めまい・ふらつきがある場合、車の運転は気持ち悪くなる
- めまい・ふらつきがある場合、乗り物酔いしやすくなる
働く場所、職種によって支障が出るということもあるかもしれません。
症状には慣れる
以前も書きましたが、同じく重度の突発性難聴を患った方のブログで、医者に「慣れるしかない」と言われたと書かれていました。
その時は冷たいなぁ思いましたが、実際に、症状には慣れます。
わたしの症状も軽くはなったものの、耳鳴りは今も鳴りっぱなし。
でも、慣れたせいかほとんど気になりません。右耳の難聴も、困る状況が分かってきたので対処もできます。
もちろん完治することが一番ですが、後遺症が残っても慣れることで症状が軽く感じられることもあります。
回復のためにも生活を見直したい
ところで、わたし自身は、症状の回復にはストレスの少ない生活が不可欠だったのではと思っています。
発症から3か月くらいまでは回復することもあるようなので、もし職場復帰していても、まだ良くなる可能性はあります。
というわけで仕事を辞めずとも、回復のためにも今までの生活を見直すことができれば一番だと思います。