この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

定番から最新まで!突発性難聴の治療法についてまとめてみました

f:id:n-kanae:20180411121658j:plain

こんにちは。カナエです。

突発性難聴を発症し、2週間入院しました。
入院中の治療は、点滴と1種類の薬の服用でした。わたしは試しませんでしたが、突発性難聴の治療法は他にもあります。

でも、突発性難聴について語っている当ブログ、「やってないから分からない」で済ませるのもなぁ、ということで調べられる範囲でまとめてみました。

今さらといえば今さらですが、突発性難聴の治療法についてです。

入院中、実際に行った治療

2週間の入院中の治療は、

でした。

ステロイドは、内耳や神経の炎症を抑え、耳鳴りなどの症状を改善する目的で使われるようです。突発性難聴の治療では、一般的な治療法です。

入院中の診察は2日に1回くらい。あとは3~4日に1回くらい行う聴力検査の結果で薬の効果を見る、という感じでした。できるだけ安静にしているというのも、治療のうちだったのかな?

退院後から服用している薬についてはこちら。 

kono33.hatenablog.com

ステロイド剤の副作用

ステロイド剤には副作用がでることもあります。主治医は「皮膚にぶつぶつが出ることもある」と言っていましたが、わたしは出ませんでした。

入院中は微熱が続くことがありましたが、ステロイドによる免疫力の低下によるものだったようです。

突発性難聴の治療法

高圧酸素療法

高圧酸素療法とは・・・

大気圧よりも高い気圧環境の中に患者を収容し、この患者に高濃度の酸素を吸入させることによって、病態の改善を図る治療の事である。
Wikipediaより引用)

というような、耳や脳への酸素供給を増加させる治療法だそうです。1回の治療時間は約90分。回数は、患者の状態によって変わるようです。

体験した方によると、加圧・減圧時に鼓膜がコトコトと鳴るようです。

治療中は高圧がかかるので、耳が痛くなったり、耳が遠くなるような現象が起きることもあるそう。その際は耳抜きをして治すようです。

ただし、病院によっては高圧酸素療法の設備がない場合もあります

星状神経節(セイジョウシンケイセツ)ブロック

星状神経節ブロックとは・・・ 

神経線維の末梢神経や交感神経節に対し、局所麻酔薬を浸透させることで、神経そのものの機能を一時的に麻痺させ、交感神経を抑制し痛みの伝達をブロックする。(Wikipediaより引用)

つまり、首の付け根付近にある星状神経節に、局所麻酔薬を注射する治療法です。緊張した筋肉をほぐして、血流を改善させる効果があるそう。

注射した後は、病院内でしばらく安静にし、医師の許可がでてから帰宅するそうです。

鍼治療

突発性難聴の治療を掲げている鍼治療院でもあるくらい、針治療はポピュラーな治療法のようです。病院での治療は効果がなかったけれど、鍼治療では効果があったという例も。

ただし保険が適用されないため、費用は高くなりそうです。

こんな治療法も参考にしてください 

認可されていないので保険適用外ですが、抗ウイルス薬による治療をされている医師もいらっしゃいます。

詳しくはこちら。 

kono33.hatenablog.com 

 

最新の治療法!高濃度ビタミンC治療

突発性難聴の治療について調べていたら、こんな記事を見つけました。

orthomo.jp

そこには・・・

2013年のヨーロッパ耳鼻科学会では、ある論文が発表され、話題となりました。それは、「高濃度ビタミンCの点滴により、突発性難聴患者の聴力の回復を促進した」という内容でした。内耳の虚血(部分的な貧血)や炎症により生産される活性酸素のレベルを下げることで、症状を緩和させたとみられています。

と書かれていました。そして、

突発性難聴のように、治療が困難と言われている慢性疾患や生活習慣病に対して、栄養療法で解決策を探していこう、という動きが、世界の医療関係者の間で広まっています。

とのことでした。

一番いいなと思ったのは、ビタミンC療法は副作用がないことです。
確立されていない突発性難聴の治療法の一つとして、一般的になっていくかもしれませんね。

 

 

とにかく早期治療が大事です!

突発性難聴の治療法をご紹介しましたが、どんな治療法も、とにかく早く始めた方が効果が期待できるようです。

わたしは回復してきたというのもありますが、ブロック注射は怖いという、何とも情けない理由で試しませんでした。鍼治療もやらなかったのは、退院後のふらつく状態で通う自信がなかったというのも、理由の一つです。
もし他の治療法を試していたら、今よりも良くなっていたかな??という思いもなくはないです。

もしどんな治療も試したい!ということなら、すぐに主治医に相談することをお勧めします。

もちろん効果があるかないかは分かりません。ですが、悔いの残らないように治療をしていけるといいと思います。

すこしでも治療による効果があることを祈っています!