突発性難聴になって困ったことTOP5【退院してから編】
こんにちは。カナエです。
前回は「突発性難聴になって困ったことTOP5【入院中編】」でしたが、今回は退院後の生活で困ったことTOP5です。
ちなみに困ったというか、ヒヤリ!としたことについての記事はこちら。
【入院中編】はこちら。
なんでTOP5として発表する必要があるのか、ということは置いておいて、「突発性難聴あるある」として、お楽しみください!
困った!第5位 バランスを取りずらい
入院中にめまいは良くなったものの、退院後はしばらくは、酷いふらつきが残っていました。
ふらつきが酷いとバランスが取りづらくなり・・・
- 起き上がる時によろける
- 高い場所のものを取ろうとすると、よろける
- 前から人が来ても、とっさに避けられない
- ゆっくりとしか歩けない
- 走れない
ということが起きました。
なので退院直後は、何ができなくて、何に気をつけたらいいのかを探りながら生活していたという感じ。聞こえないということよりも、ふらつきで生活に支障がでていた気がします。
ただこれは一番酷い時の状態で、2ヵ月くらいかけて徐々に改善していきました。ということで、第5位です。
困った!第4位 疲れやすい
これは突発性難聴だからというよりは、わたしの体質のせいかもしれないので、参考までに。
聞き取りにくいという状況で会話を続けたあと、とても疲れます。右耳が聞こえにくいので右側に力が入ってしまうのか、頭の右側がズキンズキンと痛くなります。
家族とは大丈夫なのですが、たまに会う友人とか、気を使うような相手だと、特にそうなりやすいです。
まあ、寝れば良くなるので大したことはないです。でも、もし仕事をするようになったり、人と話す時間が増えたらと思うと、ちょっと心配ですね。
困った!第3位 症状を説明するのが難しい
たいてい、病気後はじめて会った人には「元気そうだね」と言われます。
もっとげっそりしてるとか、落ち込んでるとかを想像していたみたいです。しかも「大丈夫?」と聞かれると、「大丈夫だよ」と言ってしまうので・・・。
なので、「でも右耳がほぼ聞こえないし、完治しないみたい」と告げると、気の毒そうな顔をされます。見た目とは、かなりのギャップがあるのでしょうね。
そして突発性難聴の症状について聞かれても、耳鳴りとか圧迫感・耳閉感の辛さを説明するのは、感覚のことなので難しいです。どうしても、片方の耳が聞こえないから大変、とだけ伝わるよう。その辺は、もどかしく感じることもあります。
困った!第2位 音が響く
以前に記事にもしましたが、場所や音の大きさや音域?によっては、耳に響いて辛いです。
響くという感覚は・・・
振動と共に、右耳に「グワァァン」と迫ってくるように響いて頭に反響するという感じです。伝わるかな?
屋内のこもったような場所など環境にもよりますが、響きやすい音の種類(音域というのかな?)があるようです。例えば・・・
- 楽器・笛
- 拡声器越しの声
- ドアをバタンと閉める音
- サイレン
などです。
子供の行事に付き添い、半日体育館で過ごしたときは、笛や拡声器の音が響きまくり、本当に辛かったです・・・。
回復と共にマシにはなっていますが、耳鳴りと同様、ずっと付き合っていかなくてはいけない症状のようです。
困った!第1位 声が聞き取りにくい
なんといっても、やっぱりこれですね。声が聞き取りにくいのが、いちばん困ります!何度も聞こえるふりをして、落ち込みました・・・。
といっても、対策することはできます。
例えば、集まって話を聞くようなときは、場所取りが肝心。できるだけ、左側の耳が話す人の方に向くようなポジションにつくことです!
そして・・・
- 人と話すときは、できるだけ相手の右側に!
- 聞こえないと正直に伝える
- テレビを見る時は窓を閉める
という対策もあります。
家族の場合、聞き取れなくても、どうでもよさそうなことは聞こえないふりで通す、という技もあり。
まとめます。
というわけで、退院後の突発性難聴になって困ったことでした。
特に退院直後は症状もまだまだ酷く、入院中と同様、困ることも多かったです。ホントに、探りながらの生活でした。
でも、回復したら解消したことも多いです。なので、発症から半年が経った今感じていることが、これからもずっと付き合っていく「困ったこと」なのかなと思います。
わたしは家で過ごすことが多いというのもあって、しょっちゅう困っているわけではありません。
でも病気じゃなかったら、こんな風に困ることもないんだろうなぁと思ったりもします。取り返しのつかないことになっちゃったなぁ、と。
といっても仕方がないので、「突発性難聴あるある」として分かち合えれば、少しでも参考になれば嬉しいなと思います!