この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

突発性難聴になって困ったことTOP5【退院してから編】

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こんにちは。カナエです。

前回は「突発性難聴になって困ったことTOP5【入院中編】」でしたが、今回は退院後の生活で困ったことTOP5です。

ちなみに困ったというか、ヒヤリ!としたことについての記事はこちら。 

kono33.hatenablog.com 

【入院中編】はこちら。 

kono33.hatenablog.com

なんでTOP5として発表する必要があるのか、ということは置いておいて、「突発性難聴あるある」として、お楽しみください! 

困った!第5位 バランスを取りずらい

入院中にめまいは良くなったものの、退院後はしばらくは、酷いふらつきが残っていました。
ふらつきが酷いとバランスが取りづらくなり・・・

  • 起き上がる時によろける
  • 高い場所のものを取ろうとすると、よろける
  • 前から人が来ても、とっさに避けられない
  • ゆっくりとしか歩けない
  • 走れない

ということが起きました。
なので退院直後は、何ができなくて、何に気をつけたらいいのかを探りながら生活していたという感じ。聞こえないということよりも、ふらつきで生活に支障がでていた気がします。

ただこれは一番酷い時の状態で、2ヵ月くらいかけて徐々に改善していきました。ということで、第5位です。

困った!第4位 疲れやすい

これは突発性難聴だからというよりは、わたしの体質のせいかもしれないので、参考までに。
聞き取りにくいという状況で会話を続けたあと、とても疲れます。右耳が聞こえにくいので右側に力が入ってしまうのか、頭の右側がズキンズキンと痛くなります。

家族とは大丈夫なのですが、たまに会う友人とか、気を使うような相手だと、特にそうなりやすいです。

まあ、寝れば良くなるので大したことはないです。でも、もし仕事をするようになったり、人と話す時間が増えたらと思うと、ちょっと心配ですね。

 

困った!第3位 症状を説明するのが難しい

たいてい、病気後はじめて会った人には「元気そうだね」と言われます。
もっとげっそりしてるとか、落ち込んでるとかを想像していたみたいです。しかも「大丈夫?」と聞かれると、「大丈夫だよ」と言ってしまうので・・・。

なので、「でも右耳がほぼ聞こえないし、完治しないみたい」と告げると、気の毒そうな顔をされます。見た目とは、かなりのギャップがあるのでしょうね。

そして突発性難聴の症状について聞かれても、耳鳴りとか圧迫感・耳閉感の辛さを説明するのは、感覚のことなので難しいです。どうしても、片方の耳が聞こえないから大変、とだけ伝わるよう。その辺は、もどかしく感じることもあります。

 

困った!第2位 音が響く

以前に記事にもしましたが、場所や音の大きさや音域?によっては、耳に響いて辛いです。

響くという感覚は・・・
振動と共に、右耳に「グワァァン」と迫ってくるように響いて頭に反響するという感じです。伝わるかな?

屋内のこもったような場所など環境にもよりますが、響きやすい音の種類(音域というのかな?)があるようです。例えば・・・

  • 楽器・笛
  • 拡声器越しの声
  • ドアをバタンと閉める音
  • サイレン

などです。
子供の行事に付き添い、半日体育館で過ごしたときは、笛や拡声器の音が響きまくり、本当に辛かったです・・・。
回復と共にマシにはなっていますが、耳鳴りと同様、ずっと付き合っていかなくてはいけない症状のようです。

 

困った!第1位 声が聞き取りにくい

なんといっても、やっぱりこれですね。声が聞き取りにくいのが、いちばん困ります!何度も聞こえるふりをして、落ち込みました・・・。

といっても、対策することはできます。
例えば、集まって話を聞くようなときは、場所取りが肝心。できるだけ、左側の耳が話す人の方に向くようなポジションにつくことです!
そして・・・

  • 人と話すときは、できるだけ相手の右側に!
  • 聞こえないと正直に伝える
  • テレビを見る時は窓を閉める

という対策もあります。
家族の場合、聞き取れなくても、どうでもよさそうなことは聞こえないふりで通す、という技もあり。

まとめます。

というわけで、退院後の突発性難聴になって困ったことでした。

特に退院直後は症状もまだまだ酷く、入院中と同様、困ることも多かったです。ホントに、探りながらの生活でした。
でも、回復したら解消したことも多いです。なので、発症から半年が経った今感じていることが、これからもずっと付き合っていく「困ったこと」なのかなと思います。

わたしは家で過ごすことが多いというのもあって、しょっちゅう困っているわけではありません。
でも病気じゃなかったら、こんな風に困ることもないんだろうなぁと思ったりもします。取り返しのつかないことになっちゃったなぁ、と。

といっても仕方がないので、「突発性難聴あるある」として分かち合えれば、少しでも参考になれば嬉しいなと思います!