この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

突発性難聴の症状に差があるのは何でだろう?複雑な気持ちになることもあります

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こんにちは。カナエです。

最近、知人にメールしたところ、「少し前に突発性難聴になったけれど、薬を飲んだら治った」という返信が。

突発性難聴の患者は年々増えていると聞いたことはありますが、こんなに近くにも!と驚きました。

と同時に、身近な人が完治したと聞いて、ちょっと胸がざわつきました。

突発性難聴の症状に差があるのは何でだろう?

突発性難聴といっても、入院が必要だったり、後遺症が残る重症なものもあれば、薬を飲めば完治する軽いものもある。

他の病気でもそうかもしれませんが、この差は何だろう?と常々思っていました。

そのなかでも何でわたしは重症だったんだろう??と、知人が完治したと聞いて、複雑な気持ちがムクムクッと表れました。 

ありがたくも、辛い言葉

他にも、わたしの周りでかつて突発性難聴を発症したという方もいますが、完治したという場合が多いです。

なので、「きっと治るから大丈夫」と言ってもらったこともあります。

そして、メジャーな病名になってきたようで、「完治するって聞いたこともあるし、きっと大丈夫だよ」と言ってもらったこともあります。

もちろん、心配してくれている気持ちはとてもよく伝わってくるし、言葉を掛けてくれること自体、本当にありがたかったです。

でも全然大丈夫ではないわたしに、その言葉は辛くもありました。

入院中にスマホで病気のことを調べ、これからは後遺症が残ったままの人生になるんだろうなぁと、何となく分かっていました。症状の重さは、本人にしか分からないんですよね。

完治した人と比べると、胸がざわつきます

身近な知り合いが、軽い症状で治ったと聞いて、複雑な気持ちになる。
励ましの言葉も、辛く感じる。

完治した人と比べてしまうと、後遺症が残ったことに、胸がざわつきます。

どんな病気だって、完治するに越したことはないです。この病気の辛さを知っているからこそ、治った人のことを心から喜べるようになりたい。そう思います。