この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

映画『リメンバー・ミー』を観てきました。聞こえない右耳で映画は大丈夫?

こんにちは。カナエです。

4月になりましたね。1日の今日は「映画の日」ということで、娘のリクエストで映画『リメンバー・ミー』を観てきました。

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出典:https://www.disney.co.jp/movie/remember-me.html

 

右耳は大丈夫か?!

 突発性難聴になり、右耳がほぼ聞こえません。
ですが以前、音が大きくて、閉じた空間という映画館でも、特に不快に感じることなく、映画を観ることができました。 

kono33.hatenablog.com

 

というわけで、再びの映画鑑賞です。

この映画、始まる前に約20分の『アナと雪の女王/家族の思い出』が上映されます。
ご存知かと思いますが、アナ雪は歌い踊るシーンが多い映画。この短編ももちろん、たっぷり歌ってます。

映画なので元々音は大きいですが、曲になるとなおさらボリュームアップ。特に歌のシーンでは、聞こえない方の右耳は多少の圧迫感・耳閉感を感じました。

はじめは「大丈夫かな??」と思いましたが、慣れれば平気。内容が面白かったのもあり、しばらくすると忘れていました。

 

リメンバー・ミー』はこんな映画

 アカデミー賞・長編アニメーション賞、主題歌賞を受賞したという、映画『リメンバー・ミー』。

トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』、『モンスターズ・インク』の「ピクサー」の制作とあって、娘同様、わたしもかなり期待していました。

そしてそんな期待を裏切らない、素晴らしいお話でした!

生きている主人公が「死者の国」に迷い込んでしまうというお話ですが、登場人物の半数は、ガイコツです。

メルヘンチックというか、ありえねぇぇーという設定ですが、理屈じゃなくて、引き込まれるんですよね。人間の想像力って、本当にすごいです。

映画が終わり、エンドロールが始まって隣の娘を見ると、涙ジャージャー流しながら号泣中。それを見て、わたしも再び涙腺決壊。
8歳にも伝わる内容。38歳女子も心が温まる、そんな映画です。

右耳に多少圧迫感を感じつつも、音楽のすばらしさを堪能。そして、ご先祖様を思い出してみようという気持ちにさせてくれました。

 

聞こえない耳に映画館は大丈夫か?

映画館は、

  • 音が響く室内
  • 大きめの音
  • 人が多い場所

という、圧迫感や耳閉感を感じやす条件が揃っています。
普段、聞こえない以外の症状を感じにくいわたしも、映画を観ている最中は、多少の圧迫感・耳閉感を感じました。とはいっても、映画の内容が面白ければすぐに忘れてしまう程度です。

以前、笛や大きな音がする体育館で、音が耳や頭に響きまくり、かなり辛かったことがありました。そのトラウマで、音が響く環境は怖いのですが、映画館は大丈夫なようです。

ただし、難聴の度合いなどで、また変わってくるかもしれません。

 

回復したからこその映画館

ところで、退院直後の状態では、映画館で映画を観ることも辛かったと思います。突発性難聴による症状も回復することで、観にいけるようになりました。

家でDVDを見ることも好きですが、やはり映画は映画館で観たいですよね。
リメンバー・ミー』を映画館で観ることができて、本当に良かったです!