この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

トンネル内は要注意!聞こえにくいのはこんな場所

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こんにちは。カナエです。

朝ドラ『半分、青い。』を見ている友人が、主人公のすずめちゃんとわたしが重なったようで、「片方の耳が聞こえないと、声のする方向が分からなかったり、バランスが取りずらかったりするんだね」と言っていました。
実際はすずめちゃんと同じことも違うこともありますが、そうやって理解しようとしてくれることが嬉しかった!朝ドラの影響ってすごいなぁと、感心してしまいました。

さて。
右耳がほぼ聞こえないので、右側から話しかけられると、聞き取れないこともあります。でも、できるだけそんな状況にならないように気をつけているし、なんといっても慣れたので、あまり困ったことはありません。

でも、想定外のことは突然起こりました!

トンネル内は聞こえなくなる!

家の近所で、同じマンションの知り合いとバッタリと会い、そのままマンションまで一緒に話しながら歩いて帰りました。

知り合いはわたしの右側を歩いていましたが、時々聞き返しつつも、会話はちゃんとできていました。

しかし!道の途中にはトンネルが。しかも交通量多めの道です。
トンネルの中に入ると、車の行き交う音が響きまくり、もう全くと言っていいほど、相手の声が聞き取れなくなりました。
っていうか、健常な耳でさえ、トンネルの中って聞き取りにくくなりますよね?(もう健常な状態が分からないので疑問形で)

というわけで、トンネルを出るまで聞こえているふりをしてしまった・・・。

相手の反対側に回ればちょっとは良かったのかもしれませんが、何とか聞き取ろうと必死になってしまいました。本当に申し訳なくて、ものすごく自己嫌悪でした・・・。

音が響く場所は要注意

先ほどのトンネルの他にも、わたしがこれまで行ったところで、音が聞き取りにくい場所がありました。例えば・・・

  • 学校内
    授業参観で訪れた際、大勢の子供の声が廊下とかに響きまくって、ほとんど聞き取れなくなった
  • 体育館
    声や足音が体育館内に響いて声が聞き取りづらい。笛の音や、拡声器越しの声が耳に響いて不快だった

屋内で音が響きそうな場所でも、問題のないところもあります。
例えば先日行ったナゴヤドームは、広いということもあってか全然大丈夫でした。 

kono33.hatenablog.com

もちろん車が通らない時のトンネルや、騒がしくない学校は大丈夫だと思います。
ということで・・・

  • 比較的狭い
  • こもっている
  • 音がうるさい

この条件が揃うような場所では、聞こえなくなることが多いので要注意です!

聞こえているフリはしたくない

この耳で暮らしていく以上、今回のトンネル内のように、声が聞き取れないという状況は何度でもやってくると思います。
そして、聞こえにくい場所を避けられないことだってあるでしょう。

なので、わたしがやるべきなのは上手に聞こえているフリをすることではなく、聞こえないことを相手に伝えること!です。

知り合いといっても、すごく仲がいいというわけじゃなくて、たまに顔を合わせる近所の人とか、微妙な関係だと言いにくいです。
が、そこは勇気を出したい!一回言っちゃえば、次からは理解してもらえると思うし。

つい聞こえているフリをしてしまうという「突発性難聴あるある」を、払しょくしたいと思います!