突発性難聴は早期治療が鉄則ですが・・・自宅で音楽療法を試しています
こんにちは。カナエです。
前回の診察での聴力検査で、2回連続で平均聴力が落ちていたのが気になっていました。ほんの2・3㏈のささいなことですが、ボディブローのように効いています。このまま、徐々に悪くなっていく??
今さらあせってもどうしようもないのですが、自宅でも気軽にできそうな「音楽療法」というのを試してみました。
突発性難聴は早期治療が鉄則
色々な治療法を試さなかった理由
突発性難聴を発症してから今まで、点滴・投薬以外での治療法を試したことがありません。それは・・・
- 退院後は症状が徐々に回復し、予想していたよりも良くなった
- 他の治療法を試す勇気がなかった
- 退院直後はどこかへ通うということが不可能に思えた
- 金銭面での不安があった
という理由です。
突発性難聴は早期治療が鉄則と、よく言われていますよね。迷って先延ばしにすると手遅れになることもあるようです。
と分かっていながら、結局何もしませんでした。まさか完治するとは思っていなかったし、ほぼ問題なく暮らしていけると、納得していたからです。我ながら楽観的過ぎだなぁとも思いますが。
少しずつ落ちていく聴力にビビる
もし他の治療を試していたら・・・と考えたことがないと言ったらウソになります。あらためて、聴力が固定したと思われるオージオグラムを見ると、なおさらです。
黄色の数値が一番最近のものです。発症時(赤色)から比べると大きく回復しましたが、正常な聴力レベルは25dB未満なので、数値はかなり悪いです。
そして、平均聴力(500~2,000Hzの数値から算出)が検査のたびに少しずつ悪くなっているのが気になっています。聴力は体調や気圧などによっても変わるようなので、少しの変化で一喜一憂する必要はないです。
ですが、今より聴力が悪くなることは正直考えていなかったので、怖いです。
難聴に音楽療法
聞こえない方の耳でも聞くようにした方がいい?!
聞こえる方の耳ばかりで聞こうとしてしまい、難聴の耳を使わないと働きが低下してくることもある。という情報をネットで目にしました。
そこで、難聴の耳の機能を使うために、聞こえる方を耳栓でふさぎ、聞こえにくい右耳で音楽を聴く、音楽療法を試してみることにしました。
聴力が回復するという期待はあまりないですが、これ以上悪くならないようにという、悪あがきです!
難聴の右耳にも心地いいクラシック曲
音楽療法には、ショパン、ベートーヴェン、バッハなどのクラシック曲がいいとされているようです。難聴や耳鳴りに効果があることもあるそうですね。
というわけで、何故か家にあったバッハの「J.S.BACH BEST RANKING 20」というアルバムを、聞こえる方の左耳には耳栓をして、聴いています。
右耳だけで聞くと、普段聴いているポップスのような曲は低音だけが響くように聞こえ、聞いていたい感じではなくなります。
でも今聞いているクラシック曲は、右耳だけでも心地いい!わたしの場合は高音が聞こえにくいのに、クラシックの高めの音が入ってくるというのも、不思議なものです。
それにしても、難聴の右耳だけで過ごしていると、色んな音が聞こえなくなります。気をつけなきゃいけませんね。
今さら治療?!
突発性難聴の治療は発症から2週間が勝負とか、聴力は1か月で固定する、ということから考えると、発症から8カ月たった今から治療なんて、かなり無駄な抵抗かもしれません。
でも、できることはやってみようかなと。バッハに望みを託してみます。もし効果を感じられたら、またご報告します。