この耳で生きていく

突発性難聴の日々を自分らしく暮らす

退院後の生活・17日目「右耳の変化」

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退院後の生活・17日目

 

今朝の新聞の占いに「片目で泣いて片目で笑うような仮面を外せ。あるがままに生きよ」とあった。

それを読んで、突発性難聴のことについて書かれたブログにあった「突発性難聴の患者の傾向は、仕事熱心、まじめ、お人好し」というのを思い出した。当てはまり過ぎだった。

まじめでお人好しなわたしには難しいけれど、あるがままに、良い子の仮面を外して生きられたらどんなにいいかと思う。

右耳の変化

最近の右耳の様子。

いつからか分からないけれど、右耳から「ガサガサ」という音がたまに聞こえるようになった。
健常な左耳で聞いている音とは程遠いし、初めは聞こえているという感覚ではなかった。でもこれは、この聞こえない耳なりに、聞こえているということなのかも。 

それと、日中家の中にいると、耳鳴りや圧迫感を完全に忘れていることがある。何かに集中している時とか。
そういえば、わたしって病気だったんだとハッと思い出したりする。すごい進歩だ。


耳鳴り自体も、酷い時に比べたら、マシになってきている感じ。
聴力が少し戻っているのと関係あるのかな?圧迫感も、多少和らいでいる。でも、人が多いところだと相変わらずなのだけど。

 

ところで、夫と娘と3人で行きたいテーマパークの話をしていて、「でもママは、きっと乗り物とか乗れないかも」とわたしが言うと、娘はがっかりしていた。
一生そういうところには行けそうもないと今は思うけど、「耳が良くなったら行けばいいじゃん」と言う娘に「そうだね」と返しておいた。

夫も娘も、この右耳がいつかは元通りになると思っているみたい。
夫は、同じ会社の人で、以前に突発性難聴になったけど完治した人がいるらしく、「だからきっと良くなるよ」と言ってくれる。

 

でも今のわたしには、そういうのが辛くもある。
症状の重さは本人しか分からないからな。